昨日(8/28)「暖の会」の嶋田代表理事がCRT栃木放送(番組名:インサイトTODAY)でインタビューを受けましたので、以下ご報告します。
※生放送の関係で若干内容が変わっていますことご了承ください。
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アナウンサー:「まだ暑いこの時期も冷えはあるのでしょうか?」
嶋田代表:「暑い夏にも冷えを感じている人は沢山いらっしゃいます。
昔と違い今の若い方は小さいときから外で遊ぶ機会が少なく、汗をかく機会が
少なくなり中には汗腺が開きにくく、そのため体温調整がうまくできない方が
増えてきているようです。小さいときからクーラーの中での生活、冷たいものの
取りすぎ、さらにストレスなど体が冷える要素がたくさんあります」
「夏ではありませんが今、低体温の子供たちが増えています。
その原因は運動不足が原因との話をよく聞きます。
本当に『運動不足が原因?』と思い、一昨年和歌山県橋本市の女子中学生ソフトボール部員20人の平熱を測定してみました。
月平均体温36,5度以下の子供たちが20人中13人いました」
「今の子は低体温が多い、その原因は運動不足であるとネットに沢山記載があります。
でも運動している子供たちの体温測ってみると低体温です。
運動不足は確かにあるにしても、それが低体温の原因であるということの説明がつきません」
「1か月間の平熱測定後、体温上昇プログラム「36.5ムーブメント」を実施しました。
プログラム実施4か月後、平熱が36.5度以下の13人中11人が月平均36,5度以上に変化しました。
実に改善率は84.6%です」
アナウンサー:「冷えによる弊害、温めることのメリットを教えてください」
嶋田代表:「冷えの弊害は沢山あります。
活動が少ない・食が進まない・夜の眠りが浅い・だるさ・就寝中に足がつる・朝方トイレに起きるも冷えが大きくかかわっています。
怒りも交感神経が優位になり血流が悪くなります。
血流が悪いことは冷えにつながります」
「温めて悪いのは炎症直後に温めること位でしょうか。
冷えと低体温は必ずしも一致しない部分もあるかもしれませんがおおむね低体温の方は冷え性が多いようです」
アナウンサー:「暖の会の取り組みについて教えてください」
嶋田代表:「一般社団法人暖の会では心とからだと絆を暖める大切さを啓蒙していくために2017年4月に設立しました。まずは体を暖める活動として「36.5ムーブメント」を実施しています。
先ずは平熱36.5度を目指しませんか。その為には『平熱を知ること』が大切です」
「現在某体育大学女子駅伝チーム16人+女子コーチの体温及び体温上昇プログラム実施中です(2020年3月末までの1年間)。
・法政大学水泳部女子部員3か月平熱35,88度~36,65度に上昇
・今後某保険会社関係者で36,5ムーブメント実施予定」
「これらの『36.5ムーブメント』をいろいろな違う環境下でデータをたくさん取っていきたいと想います。
その違う条件で集まったデータが同じ結果を出せば信頼性が高まると思っています。」
アナウンサー:「夏でも気をつけたい冷え対策、温める方法はありますか?」
嶋田代表:「近年の夏の酷暑には冷房を入れてからだを冷やして快眠につなげる必要があります。
昨年の東京都の熱中症死亡者の半数は室内です。
亡くなった方の約80%は冷房を入れていなかったそうです。
その理由が朝方冷えて寒い・足が痛くなるなど。
夏は足首ウォーマーや場合によってはネックウォーマーを着用して冷房入れて就寝することが命を守ることにつながると思います」
アナウンサー:「最後に、今後はさらにどんな活動をしていきたいですか?」
嶋田代表:「2019年9月6日(金)相模原法人会女性部会で、冷えについて『心とからだと絆を暖める』の講演があります。
また2019年10月20日(日)一般社団法人暖の会主催で、『生活習慣が変われば人生が変わる。しあわせの土台~考・食・動のススメ~』を開催します」
講師加藤せい子様 千道株式会社代表取締役
岡山県社会教育委員
岡山県環境審議会委員
「低体温で困っている方々でなんとか体温を平熱にしたいと思われる方がいらっしゃれば声かけてください。
『36.5ムーブメント』の活動はどなたとでも一緒にしていきたいと思います」
URL:http://www.dannokai.or.jp/
電話:03-5432-6297